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2012年11月29日 七厘

待ちに待っていたこの日がとうとう訪れた。
多くの肉好きにとって特別な日であろう11月29日、良い肉の日は1ヵ月以上前からこの三ノ輪七厘で悶絶コースを頂くと決めていた。

私にとって初めての悶絶コースにであうその瞬間は、やはり特別な日に設定したい。
そんな期待に高鳴る胸を抑え、愛馬日比谷線にて三ノ輪を目指す。

タン元/ハラミ
タン元
毎度幻のタンでお馴染みのタン元、この日タンは近江牛のタンで、少し寝かし肉の旨みをぎゅっと閉じ込めたものとのこと。
ザクザクとした歯触りは何時ものごとく素晴らしく、その芳醇な香りは私を酔わせ軽い眩暈を起こす程。
口の中に溢れる濃厚で上品な旨みは、口から体の隅々まで染み渡る様で、食べる人間にうっとりと恍惚的な笑いをもたらす。
☆5+

ハラミ
ハラミもタンと同じく近江牛の物。
焼いている最中から素晴らしく芳醇な香りがふわふわと当りに漂い、焼きあがる頃にはその香りは更に鮮烈なものに。
しっかりとしていながら繊細な肉繊維一本からあふれ出す旨みの洪水に溺れそうになりながら一口ひと口集中しながら味わい尽くす。
その芸術的といえるほどの旨さに、私はただ感動するばかりだ。
☆5+
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カイノミ
憎らしいほどに肉々しいカイノミは、非常にふわっとしており程良い柔らかさが心地よく、濃厚な赤身のコクといかにも肉らしい香りが鼻腔をくすぐる。
この様な隠し包丁が入っているカットの場合、肉汁の流出が激しいといった経験が多いのだが、このカイノミについては、激しい肉汁の流出は見受けられなかった。
部位の問題なのか、それとも肉質の問題なのか、はたまた隠し包丁の入れ方の問題なのかは定かではないが非常に興味深い。
それにしても旨い。
☆5+
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サラダ
肉割烹 中村屋以外で七厘のサラダを食べるのはもしかしたら初かもしれない。
味付けのしっかりしたドレッシングは、強めの味付けだがしょっぱすぎず、お酒を飲む飲まないに関係なく楽しめるギリギリの味付けだ。
にんにくの香り、レモンの酸味と強めの塩気がかなり私好みで、あっという間になくなってしまった。
キムチもいいけどこのサラダもいいなあ。今度から時々キムチの代わりに頼んでみよう。
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キムチ盛り合わせ
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みすじ/うわみすじ
みすじ
この日のみすじは私の人生で食べたみすじのの中で間違いなくTOP3に入るほどのクオリティだった。
個人的にみすじは、美味しい物でも後味にほんの少し雑味が残るものが多いように感じるのだが、このみすじは雑味がほぼ一切なく非常にクリアな旨みで、後味も心地よい香りと旨みしか残らない。
サシはどこまでも甘く繊細で香り高く、赤身のコクも非常に深い。
また、そのサシと赤身の均整の取れたバランスが非常に素晴らしいのだ。
これはちょっと私の焼肉人生のみすじ分野でちょっとした革命かもしれない…そんな風に思う程に衝撃的な1枚だった。
☆5+

うわみすじ
まるでヒレのようなフワッとした食感で、その柔らかさは唇で切れる程。
口に含んだ瞬間繊細で柔らかな香りが吹き荒れたかと思うと、儚くほぐれる肉繊維と共にふわりふわりと柔らかくやさしく膨らみ、まるで霞で紡いだ絹糸のように美しく儚くその姿を消してゆく。
しかし同時にその繊細な香りと食感からは想像がつかない程の濃厚な旨みが雄大なる大地のようにどっしりと腰を下ろし、絹糸のように繊細な香りを包み込みそこに閉じ込める。
私は憧憬ともにそれを見送り、ただそこにある幸福という名の口福を噛みしめるのだ。
☆5+
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ヒレ
ふわりと繊細な食感のヒレは香り高く、しっとりとした口当たり。
ヒレ特有のたぐいまれなる柔らかさは歯に何のプレッシャーも与えず口の中で儚く脆くほぐれてゆく。
さっぱりとしていながらしっかりとした旨みが、ほろりと崩れる肉繊維からはっきりと感じられるその様は焼き物の〆に相応しい存在。
どこまでも旨く罪深く私を魅了する。
☆5
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白センマイの甘酢和え
口直しに出てきた白センマイの甘酢和えは、コリコリとした小気味よい食感が楽しい。
さっぱりとした甘酢の酸味と、すっきりとした生姜の香りが、肉で占有されつつある胃袋を膨らませる。
しゃぶしゃぶへの臨戦態勢を整えるための素晴らしい相棒になった。
☆4
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しゃぶしゃぶ
今回の悶絶コースのメインともいえるしゃぶしゃぶ。
いつもお肉のトップバッターとして現れる七厘の極上サーロインをしゃぶしゃぶにて頂くという何とも贅沢なメニュー。
美しいレッドカーペットよろしく、大皿に鎮座するその姿は私の目を捕えは離さない。

レッドカーペット共に現れた美しく盛られた野菜の大半を占めるネギ。
今回のしゃぶしゃぶの名脇役といえるこちらのネギは、軟白ネギというもので白根が多く、辛味が少なく甘みの強いものを前日から水にさらし準備したもの。

一緒に提供された卵を溶き、特製ポン酢にスダチを絞れば準備完了。
料理長の大竹さん自ら、食べ方のレクチャーと共に1枚目を仕上げてくださる。

鰹と昆布で取られた輪郭のはっきりした出汁が、サーロインを纏いネギと共に優しく掬い上げられ、卵のプールへとダイブする。
卵を纏ったサーロインは滑らかな口当たりで濃厚な味わい、そこに程良く熱の入ったネギのシャキっとした食感と香りのコントラストが素晴らしい。
しっかりとした出汁と卵のまろやかさのバランスも秀逸。
この季節にピッタリの一品だ。
勿論サーロインはもう一皿(1人2枚分)を追加オーダー。
ただしかなり食べ応えがあるため、お肉の追加は胃袋に自信のある方のみ挑戦してほしい。
☆5
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うどん
しゃぶしゃぶの〆に現れたのは平打ちのうどん。
その薄い見た目からは想像できない程もちもちっとした食感で、口当たりはつるりと滑らかで、まるでパスタの様な食感。(まあうどんは日本のパスタなのだが)
また、表面積の多さのせいだろう短時間で引き揚げても出汁が良く絡み、しっかりと味が付いている。
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肩コブのローストビーフ和風ソース
悶絶コースを一通り堪能した私はかなりの満腹状態。
久々に少し動くのが苦しいレベルであったため、しばし休憩をしていた。
そこに料理長の大竹さんが、「趣味で作った」と冗談を言いながら持ってきてくださったのがこちら、肩コブのローストビーフ和風ソース掛け。
ふわッとした柔らかで上品な食感で、肉の旨みがぎっしりと詰まっている。
また、和風ソースは生姜が効いていてサッパリとしており、満腹状態だったはずの私の胃袋にあっという間に収まってしまった。
☆5
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ローストビーフを平らげ再びまったりしていた我々のもとへ今度は中原さんが大竹さんと同じように「趣味で作りました」と持っててくださったのがこちらのお皿。
ドキドキしながらふたをあけ、出てきたものを見て思わず爆笑。
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何ともお茶目な悪戯ですね。
中原画伯の書かれた芸術作品からは、なぜか杏仁豆腐の香りがしました。
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デザート
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