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2013年7月9日 よろにく

ある焼肉マニアの女性が、南青山の名店よろにくにて、特別なお肉を仕入れ食す会を催すらしく、その参加者を若干名募集してらっしゃった。

当然のごとく即座に参加表明を行い自席を確保し、私は指折り数えながらその日を待っていたのだった。


その日用意された特別なお肉というのはヒレとサーロインで、京都の某店で仕入れられている物と同じものだとのこと。
私も以前某店にてお肉を食べたことがあるが、激しい衝撃が体を貫き、しばし言葉を失ってしまう程感動した記憶がある。
そのお肉が特別に用意された場とはいえ東京でも食べられるというのだからその喜びたるや筆舌しがたいものがある。
迫り来るその瞬間のため、静かに精神を集中させるのだった。


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お通し
玉蜀黍豆腐とホタテのジュレ
玉蜀黍とホタテのタイプの違う2種類の甘味が楽しめる。
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キムチ
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ナムル
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ヒレの葛打ち
蓮芋の芋茎を炊いたものに葛打ちしたヒレ肉を合わせ、茗荷を添えたもの。
ヒレを覆う葛の膜がヒレを更ににねっとりとした食感に。
芋茎のしゃきしゃきとした食感のコントラストと茗荷の爽やかな風味が心地よい。
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サーロイン
こちらは屠畜4日目サーロイン。
柔らかなテクスチャの外観に反して、口に入れた時の感触は見た目よりもしっかりした歯触りで、ピンっと張った肉繊維の弾力を感じる。
全くしつこさを感じさせないサラッとした脂と力強く濃厚で広がりのある雄大な旨味と辺りに立ち込める奥深く芳醇な香りが恐ろしく素晴らしかった。
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ヒレ
こちらのヒレは前述のお肉によろにくにてオリジナルの熟成を加えたものらしい。
その輝かんばかりの美しい外観は深い小豆色で、私の目にはまるで宝石のように輝いて見える。
ステーキカバーで覆われ対流熱によりじっくりと火を通されたヒレは、約1�~2mmにメイラード反応による褐色化が見られるのみ。
切り開かれた内部は鮮やかな花のように美しいロゼで、私は思わずため息を漏らしてしまう。
高鳴る鼓動に耳を傾けながら一口、歯に適度な抵抗を感じながら咀嚼してゆくと、切なくなるほどに深い旨味が体中に広がってゆく。

また、驚くべきはその香りだ。
口に入れた瞬間ワインが開くかのように香りが溢れだし、私は思わずその鮮烈な香りの洪水に飲み込まれてしまう。
そしてその余韻は深く、暫く消えることなく辺りに漂っている。
まるでその場に自身が存在したことを主張するかの様だ。
私は痕跡をひとつひとつ追いかけながら静かにその素晴らしさを反芻する。
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サラダ
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センマイ刺し
癖の少ない白センマイはシャキシャキとした食感が楽しい。
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ハラミ
噛み締めるたびに旨味がしっかりと溢れ出すハラミ。
肉繊維一本一本を丁寧に噛みほぐすようにハラミの旨味を堪能する。
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ハツ
臭みがなく歯切れのよいハツは淡白で滋味深い味わい。
私はやっぱりよろにくのハツが大好きだ。
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タン元(薄切り)
片面焼きで火を入れていない面を外側に来るように食べるタン元の薄切りは、非常に滑らかな食感で、タンが舌であることを実感として認識する。
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ツチノコ
薄切りのヒレをタレで。
ヒレらしいふんわりとした食感は薄切りだと口に入れた瞬間に特に感じやすい。
また、適度に甘いタレと食感のバランスが最高。
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下町ハラミ
下町を髣髴とさせるトラディショナルな味付けのハラミは、甘味が強くどこか懐かしい味に少し上品さを加えた感じ。
ハラミ自体のポテンシャルが高いため、甘めのタレに肉の味が負けていない。
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肉もろこし
玉蜀黍の中心をくり抜いてハラミを入れ丸のまま揚げたもの。
見た目のインパクトはさることながら料理自体にも非常にパンチがきいている。
玉蜀黍の自然な甘さがハラミの旨味を包み込み、程よい塩気が全体のバランスを整えている。
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タン元(厚切り)
美しいピンク色のタン元がデロンと横たわる様は何とも愛らしく淫靡だ。
ムチムチとした食感と噛み締めるたびに溢れる旨味、馥郁たる香りを恍惚の表情で堪能する。
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ランプの炙りと白桃の平ユッケ
こちらはお店が混雑していたため、出来上がりから提供まで少し時間が空いてしまったとの事で、すこし水っぽさが出てしまっていた。
また、白桃が余り甘さが強いものではなかったためかランプの濃くが少し薄まったような印象を受けた。
是非今度は万全の状態で食べてみたい。
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上ミノ
薄切りの上ミノはジャキジャキとした小気味良い食感が楽しい。
削ぎ切りのシコシコした貝のような食感もすきだがこれも旨い。
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シャトーブリアン
薄切りにされたシャトーブリアンは繊細なレースのように軽くふわりとした食感。
肌理細かい肉繊維ははらはらと儚くほぐれながら繊細でたおやかな旨味を私感じさせてくれる。
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シルクロース
定番中の定番シルクロースはこれでもかという位タレをジャブ漬けしてご飯のボールを包み一口で。]
ご飯がレシーバとなりシルクロースの甘みと旨味、タレの味を全て受け止めている。
隙のない旨さ。
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夏野菜のすき焼き
こちら夏野菜のすき焼きもシルクロースで。
濃い目の割り下で空芯菜、トマト(グリーン・赤)にしっかりと火を入れシルクロースをくぐらし野菜と共に頂くもの。
トマトの自然な酸味が加わったためか、割り下は角の取れた丸い酸味と甘さのバランスが秀逸で、サッパリと甘酸っぱい味に仕上がっている。

しっかりと酸味を感じるが、トマトの自然な酸味だからだろうか、お肉の味を全く邪魔せずむしろ引き立てているような印象。
空芯菜はもう少し歯触りを残した方が個人的には好みかな。
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素麺
ゴマのつけだれで食べる素麺は、麺が水にくぐらせてあるため、タレが少し薄まった印象を受けた。
これはかなりのメニューを食べた我々にvanneさんが気を使って薄くしてくださったようなので、通常はもっと濃いめの味付けとのこと。
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かき氷
念願のコーヒーフレーバーのかき氷は甘党でない私でもするすると入っていく味。
ほうじ茶も好きだけどこれも最高に旨い。
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運よく参加させていただいた今回の特別コースだが、次から次へと繰り広げられる素晴らしい肉と料理に感動し舌鼓を打った。

やはり夏季休暇は関西遠征をして某店の肉も久々に食べなければ。

vanneさん参加者の皆さん、夢のような素晴らしい時間をありがとうございました。
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テーマ : 焼肉
ジャンル : グルメ

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No title

このヒレはもしかして三芳と同じ物でしょうか?
美味しそうな企画に参加できるなんて羨ましいです(^q^)

久しぶりによろにく行きたくなってきましたが大阪に住んでると中々行く機会に恵まれないのが残念です。

Re: No title

三芳ではないですよ~。

> 久しぶりによろにく行きたくなってきましたが大阪に住んでると中々行く機会に恵まれないのが残念です。
さすがに大阪からと遠いですよね。

私もやまがた屋とかくいしんぼー行きたいと思ってもなかなか行けないですもん(笑)

別の店でしたか、ますます気になります(笑

関西だと江坂の哲が熱いですよ。
正肉・ホルモン・刺身・煮込み・ハンバーグ・鍋となんでもいける出木杉君的焼肉店でした。

ツギヱの姉妹店すすむのホルモンも凄かったです。
個人的にアブシン№1に認定しました。
一般的なアブシンとは比較にならないくらい大きな脂の塊がくっ付いているのですが、全くしつこくなく、食感と脂の旨味が最高でした。

Re: タイトルなし

情報ありがとうございます。

中々頻繁には遠征できませんが、次回遠征時可能だったら行ってみます!
キク

キク

キク
主に肉を焼いてます

最近は殆どinstagramで焼き状況をつぶやいてます。
id:samohangkicco


七厘
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虎の穴
ゆうじ
みすじ
Cossott'e
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仙珠
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